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脳が選ぶ私のデッキ




ここではマジックに関わる 脳が持つ機能を大きく3つ、
それに適したデッキタイプ等を考えていきたいと思います。
これにより、「あぁー、確かにこういう原因で負けた例が多いなぁ」とか
「日常でこういう事がやけに多いから、自分はこういうタイプなのかな?」とか
そういう風に考えてもらえると嬉しいです。
もちろん性格や経験が介入してくる部分なので一概に「これだ!」とは言えませんが、
少しは参考になるかもしれません。

パソコンのパーツに詳しい方はこの例が分かりやすいものと思いますが、
パソコンには”CPU”、”メモリ”、”ハードディスク”なるパーツが存在します。
CPUは”演算装置”と呼ばれ、シャカシャカ計算するパーツです。
 脳で言うと単純に、考える部分ですね。
メモリは”記憶装置”と呼ばれ、一時的に覚えておくパーツです。
 脳だと”短期記憶”と呼ばれます。
ハードディスクも”記憶装置”ですが、ずっと覚えておくパーツです。
 脳だと”長期記憶”と呼ばれます。
実はこの3つの能力が、自分に合ったデッキを選ぶ上で考慮しようという能力なのです。

かなりアバウトな説明でしたが、人間はこの3つに個人差ながら得意不得意があるので
得意な能力をより使い、不得意な能力を極力使わないデッキを選ぼうという理屈です。
もちろん不得意といえども 誰でもちゃんと持っている能力なので、
自分はどれが得意な能力かは判断しづらいです。なので簡単ながら例を出します。
この3つは勝手ながら”CPUタイプ”、”メモリタイプ”、”ハードディスクタイプ”と
ここでは表現します。



CPUタイプ
頭でシャカシャカ考える能力です。・・・完全に一致するわけではないんですが、
”IQ”と呼ばれるものが高い人はこれに属する事が多いです。
難問の解決や、最も効率よく安全に・・・等を考え損得を選別する処理能力、
細かなシミュレート等で力を発揮します。

マジックでは、デッキ構築、デッキ分析、環境分析、プレイング等に役立ちます。
デッキ構築やデッキ分析、環境分析は 効率やバランス等を絶妙に考える能力が必要で
本当に細かなシミュレートとなります。
突飛なアイデアやそれを最も活用できるようなデッキ構築を考える、
ちゃんとそのデッキが回るか、より効率・バランスのよい枚数設定を考える、
それが環境で通用するかどうか考える。こういった分野で最も使われます。

緊張や体調、精神力がモロにダメージになる部分なので、このタイプの方は
何戦もする大会などでは早期に決着がつくデッキを選ぶのがいいかもしれません。
普段一日10時間も無休憩でプレイし続けられるような人でも 大会では話が違います。
常に神経を張っていますし、気づかないだけで実は一戦だけでも脳は疲労しています。
短期決戦で休憩しながらいけば、深いプレイングを最後まで保てることでしょう。
(ステロイド等、早いデッキながらプレイングで勝ち負けを大きく変えられるタイプ向き)


メモリタイプ
頭にいろいろな事を留めておく、何かを気にかけた状態にしておける能力です。
何かをしながら別の事をしたり、目的や本題を熱い討論中でも的確に頭に留めていたり
忘れ物・忘れ事をしにくかったりといった所で力を発揮します。
ぜひ会社で上司にしたいタイプの人ですね。複数人の部下をしっかりと気に留めながら
自分の仕事もできる素晴らしい上司なので。

マジックでは、相手のライフ、相手の手札枚数やその中身、プレイング等に役立ちます。
相手がダメージランドを置いていればそれを常に気にかけながらプレイできますし、
相手のライフを意識しながらのプレイングができます。
相手の手札や場、とにかく見落としや忘れが最小限になる能力です。
複数のプレイングが考えられる場合も、
その一つ一つを本気で考えながらも他プレイの結果や内容を忘れません。

警戒すべきカードを常に意識して動けるので、展開の遅いデッキや
相手の動きに合わせて対応していく戦術のデッキを選ぶのがいいかもしれません。
また、情報を常に頭に抑えておけるので うっかりミスを起こしにくいのも特徴です。
(コントロール、パーミッション等、相手を警戒しながら動くタイプ向き)


ハードディスクタイプ
一時的にではなく、長期的に物事を覚えたり思い出したりできる能力です。
勉強にこの上なく役に立つので、今の日本の教育環境上 漠然と「頭いい」と言う場合
その殆どがこの能力のことを指しています。
知識を膨大に覚えられ、適切な場面で即座に正確に思い出せます。
人の名前、必要な知識・言葉、経験などを覚える・思い出すところで力を発揮します。

マジックでは、カード、ルール、情報、プレイング等に役立ちます。
情報公開されたばかりのエキスパンションのカードを殆ど覚えていたり、
ルールや禁止カード情報を正確に覚えていたり、それらを即座に思い出せたりなどです。
一度失敗すると同じ失敗は二度としないので、ひたすら経験することで強くなります。
定石はどんなに疲れていても思い出すので手堅いプレイングが徹底できます。

選ぶデッキは、なるべくどんな相手でも同じ動きができるデッキで、
更にそれを使い込んで臨めば どんな相手にも完璧なプレイングで戦えることでしょう。
デッキの動きも教われば使いこなせるので、苦手なデッキができにくいのも特徴です。
(フルバーン、コンボデッキ等、どのデッキにもある程度 同様の動きを見せるタイプ向き)




どうでしたでしょうか?どれにも当てはまる、どれにも当てはまらないという場合は
マジック不足か、マジックの経験が偏っているか、不得意分野が無いかだと思います。
上記しましたが これは性格や経験などで大きく変わるので「これ!」とは言えません。
私はメモリ部分が激しく不得意なんですが、毎日狂ったようにマジックをやっていたので
”慣れ”ることで問題なくプレイできています。
もしここでいう”自分の脳に合ったデッキ”を使うのであれば、
本当に得意分野を見極められる位マジックをやり込んでから判断した方がいいですね。
そして同じようなデッキばかり使わず、様々なタイプのデッキを使い込むことです。
そして割り出した”自分の脳に合ったデッキ”が偶然 自分の性格にも合ったものであれば
かなりの儲けものと考えられるでしょう。